これからの住まいを考えている方と、そのご家族に向けて、この記事を書いています。
どんな家なのか。ちゃんとした食事が出るのか。ひとりで寂しくならないか。写真や文章だけでは、なかなか安心できないと思います。まずは、私たちがどんな場所をつくろうとしているのかを知っていただければうれしいです。
このホームをつくった理由
以前、就労継続支援の現場で働いていたとき、グループホームで暮らしている方に出会いました。その方が「食事が美味しかったらなぁ」と言ったことが、今もずっと心に残っています。
毎日のごはんは、暮らしの真ん中にあるものです。あすなろで朝と夕の食事を手作りにしているのは、あのときの言葉があるからです。
「施設」ではなく、普通の一軒家
グループホームそらは、千葉市中央区の住宅街に建つ2階建ての一軒家です。玄関を入ると、そこにあるのは普通の家の廊下と部屋です。「施設に来た」というより、「誰かの家に遊びに来た」という感覚に近いかもしれません。
ひとりにしない、ちょうどいい距離
そらは男性専用で、定員は5名です。小さな家なので、お互いの顔が見える距離で暮らせます。
私自身も毎日ホームに入り、暮らしている方一人ひとりの顔と名前、その日の調子を知っています。元気がない日、口数が少ない日。そんな変化にも、すぐ気づける人でありたいと思います。
夜も世話人が泊まり込んでいます。夜中にふと不安になって目が覚めても、声をかけられる人がすぐそばにいる家です。
おかわりが続く食卓
1階のリビングには大きな窓があり、昼間は明るく落ち着いた空間です。献立を考えるところから、毎日私たちの手で用意しています。
カレーは人気のメニューで、つくった日はみなさんからおかわりをせがまれます。
「今日のごはんは何だろう」。そんな小さな楽しみが、暮らしのリズムを生んでくれるはずです。
ひとりになれる時間も
お一人おひとりに個室があります。ベッド・収納・テレビを備えた、自分のペースで過ごせる部屋です。共同生活の中でも「ひとりになれる時間」があることを、私たちは大切にしています。
2階の部屋からはバルコニーに出られます。天気のいい日に、少し外の空気を吸う。そんな時間も、ここでの暮らしの一部です。
場所とアクセス
- 所在地千葉市中央区矢作町
- アクセスバス停「千葉大学病院」から徒歩6分
- 対象精神・知的・身体の障がいや難病のある男性
- 定員5名
近くにコンビニもあり、日々の買い物にも困りません。ご家族が会いに来やすいかどうかも、ホームを選ぶうえで大事なことだと思います。
写真だけでは、伝えきれないもの
写真だけでお伝えできることには、限りがあります。それでも、そこで暮らす人の表情や、食卓のにぎやかさが伝わるように、このブログで、そらの日々をお届けできたらと思っています。